- 2026年2月11日
「コレステロールの薬は飲んではいけない」は根拠のないデマです
近年、インターネットやSNSなどで「コレステロールの薬は危険」「飲むと寿命が縮む」「本当は必要ない」といった情報を目にすることがあります。しかし、これらの多くは医学的根拠に乏しい、いわゆるデマ情報です。
コレステロール、特にLDLコレステロール(悪玉コレステロール)は、動脈硬化の主要な原因の一つです。
動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる心血管イベントのリスクが高まります。
スタチンをはじめとするコレステロール低下薬は、世界中で大規模な臨床試験が行われ、心筋梗塞や脳卒中の発症、再発を明らかに減らすことが証明されています。
「副作用が心配」という声もよく聞かれますが、重篤な副作用はまれであり、多くの場合は安全に使用できます。副作用が疑われる場合も、用量調整や薬剤変更で対応可能です。
医師の管理下で適切に使用する限り、治療による利益はリスクを大きく上回ります。
一方で、自己判断で薬を中断することは非常に危険です。特に心筋梗塞や狭心症、脳梗塞の既往がある方では、再発リスクが急激に高まることが知られています。
当院では、患者さん一人ひとりのリスクを評価し、生活習慣改善と薬物療法を組み合わせた最適な治療を行っています。
不安や疑問があれば、ネット情報に惑わされず、ぜひ専門医にご相談ください。
最近弁当を作ることがありますが、卵を使うことが多いです。ついついタルタルソースを作ってしまうんですよね(笑)
でもスタチンを内服していますので、私のLDLコレステロールは80前後で安定しています。
