- 2026年3月1日
バセドウ病
バセドウ病は、甲状腺の自己免疫疾患のひとつで、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで様々な症状を引き起こします。
心拍数の増加や動悸、手の震え、体重減少、疲れやすさなど、日常生活に影響を及ぼす症状が現れることがあります。
特に循環器系への影響は大きく、頻脈や不整脈、心不全のリスクが高まることもあるため、注意が必要です。当院でもこれらの症状から、バセドウ病と診断される方が増えています。
原因は自己免疫反応によるもので、免疫系が甲状腺を刺激し、ホルモンを過剰に作らせることが知られています。女性に多く、20~40歳代で発症しやすい傾向があります。
症状が軽くても放置すると、心臓に負担がかかり、長期的な健康リスクにつながることがあります。
診断には血液検査による甲状腺ホルモン値の測定や、抗甲状腺自己抗体の確認、必要に応じて超音波検査などが行われます。
治療は、薬物療法で甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑える方法が一般的です。症状や体質によっては放射性ヨウ素療法や手術が検討されることもあります。
治療中も定期的な血液検査を行い、心臓や全身への影響を管理することが大切です。
日常生活では、適度な運動やバランスのとれた食事、十分な休養が回復や再発防止に役立ちます。また、動悸や息切れなど循環器症状が出る場合は、早めに医療機関に相談することが重要です。
当クリニックでは、心臓への負担を考慮しつつ、バセドウ病の患者さん一人ひとりに合った治療計画を提案しています。上記症状にあてはまる方は、気軽にご相談ください。
写真は、先日夢前川沿いの公園で撮った梅の写真です。桜も待ち遠しいですね。

