• 2026年8月29日

健康診断で「心電図異常」と言われたら

 健康診断で「心電図異常」「要精密検査」と書かれていて、不安になった経験はありませんか?

 心電図は心臓の電気的な活動を記録する検査で、不整脈や心臓への負担、心筋梗塞などの兆候を調べることができます。

 一方で、心電図異常を指摘されたからといって、必ずしも心臓に重大な病気があるわけではありません。

 健診では、期外収縮、徐脈・頻脈、右脚ブロック、ST-T変化、左室肥大など、さまざまな所見が指摘されます。

 経過観察でよいものもあれば、心臓病が隠れていないか詳しく調べた方がよいものもあります。

 大切なのは、心電図の所見だけで判断するのではなく、年齢や症状、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの危険因子を含めて総合的に評価することです。

 特に、動悸、胸痛、息切れ、めまい、失神などを伴う場合や、以前にはなかった心電図変化を指摘された場合は、循環器内科での精査をおすすめします。

 必要に応じて心エコーや24時間心電図(ホルター心電図)などを行うことで、通常の心電図だけではわからない異常が見つかることもあります。

 健診結果に「心電図異常」と書かれていても、必要以上に心配することはありません。しかし、自己判断で放置せず、一度その内容を確認することが大切です。

 健診結果をお持ちいただければ、循環器内科専門医として必要な検査や今後の対応についてわかりやすくご説明いたします。

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