• 2026年6月7日

健康診断でコレステロールが高いと言われたら

 健康診断で「コレステロールが高いですね」と言われても、自覚症状がないため、そのまま放置してしまう方は少なくありません。

 しかし、脂質異常症は動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気につながる重要な危険因子です。

 特にLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高い状態が続くと、血管の壁にコレステロールが蓄積し、知らないうちに動脈硬化が進行していきます。

 そのため、脂質異常症は「沈黙の病気」ともいわれています。

 一方で、「薬を飲み始めると一生やめられないのでは?」「食事だけで改善できないの?」と不安を感じる方も多いと思います。

 実際には、年齢や喫煙歴、高血圧や糖尿病の有無、過去の病気、家族歴などを総合的に評価し、一人ひとりに合った治療方針を決めていくことが大切です。

 また、コレステロールの値だけではなく、頸動脈エコーなどで実際の動脈硬化の程度を確認することも有用です。目に見えない血管の状態を評価することで、より適切な治療につなげることができます。

 脂質異常症は早期に発見し、適切な治療を行うことで心筋梗塞や脳梗塞を予防できる病気です。

 健康診断でコレステロール高値を指摘された方は、「症状がないから大丈夫」と自己判断せず、お気軽にご相談ください。

 夢前川の紫陽花が咲き始めました。最近は、紫陽花の写真をとりながらジョギングを楽しんでいます。

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